暗躍の足跡

以前「あの母親が歴史の表舞台に登場したのは中国の文化大革命が最後」と書きました。
これは間違いではありません。
確かに「世界史」レベルでは、その通りなのです。


でも、国内の犯罪史における細かい暗躍の足跡となると、ちょっと調査しただけでザクザクと出てくるわ出てくるわ……


例えば、尼崎の角田美代子。


拘置所内で首吊り自殺したことになってますよね?
警察としては、そう発表せざるを得なかった苦渋の事情は理解できますが……。


まさか看守以下28人の拘置所職員(兵庫県警の警部補2名を含む)全員が、なんと首を切り落とされて惨殺。
しかも犯人は、正門の通用口から平然と「帰宅」したなんて、警察の威信が丸潰れですもん。


ましてや、帰宅先が尼崎のマンションではなく、大宮市の「あの家」だったから大騒ぎ!
警視庁上層部と内閣官房の慌てっぷりと言ったら!


ビンラディンを仕留めた米軍の特殊部隊SEALsですら攻めあぐねた「あの家」です。SITやSATごときに手出しできるわけありません。


せいぜい虚偽の自殺情報をでっち上げ、事件そのものを闇に葬るのが精一杯だったわけです。